ミンサガの今さらどうでもいい考察ブログ

『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』(ミンサガ)のどうでもいい考察と雑記をインターネットの海に沈めておきます。

マルディアスの自己研鑽 〜マップアビリティ考察①〜

 

マルディアスには独自通貨“金”が流通しております。
以前の記事で、この通貨についてレートを勝手に算出し、日本円だといくらになるのかを導き出しました。

そして色々なアイテムが日本円だといくらで流通しているのか当てはめて遊んできました。

 

通貨レート算出の記事はこちら↓

minstrelsong.hatenablog.com


武器・防具・アイテムとやってきましたが、マルディアスにはまだ世界中で金と取引されているものがあります。
それが表題にもなっている「マップアビリティ」です。

 

前回アイテム編の記事はこちら↓

minstrelsong.hatenablog.com

 

ゲームデザイン上の都合という大前提を無視して話を進めますが、このマップアビリティ、売っていない街を探す方が大変なくらい世界中のありとあらゆる街で売られています。
(アビリティの種類は街によって違いますが、アビリティ屋さん自体はほぼ全ての街に存在します)


ということは、この商売はかなり一般的であり需要も高いのだと考えられます。
やはり冒険者はこぞってアビリティ屋さんに行くのでしょう。

 

ところでこのマップアビリティ、よくよく考えると正体不明じゃないですか?

アビリティの対価としてお金が発生しているため、あの店主となんらかの取引が行われているのでしょうが、全く全容がつかめません。

 

だって、お店でお金を払ってアビリティを買ったら、即座に使用できるようになるんですよ。
例えば200金払ってステルスを買えばそれだけで数秒間姿を消せるようになるんです。
各対応スキルLVが0だとしょぼい効果であるとはいえ、なかなかすごいことをサラッとやっています。

 

もはや秘密道具的な何かを購入しているんじゃないかとも考えられますが、それだと“アビリティ”という名前から逸れてしまうような気がするので、やはり何らかの技術を習得しているのでしょう。

 

となると、お金を払って経験を積んで技術を使いこなせるようになる…
そう、マップアビリティとは言わば自己研鑽です。
もっと平たく言えば、マップアビリティとは現実世界の習い事や資格のようなものであり、世界各地のマップアビリティ屋さんは現実でいうカルチャーセンターだったのです。

 

…とりあえずここはそういうことにしておいて下さい。


というわけで、マップアビリティの正体がなんとなくつかめたので、こいつらが日本円に直すといくらで取引されているのか探ってみたいと思います。


つまり、マルディアスで習い事をするにはいくら払えばいいのか、日本円に当てはめて遊んでみたいと思います。
例のごとくゆるーく書いていくので、気軽に楽しんでください。

 

以下、アビリティの取引値段と簡単な考察を書いていきます。

※ものすごく簡単に言うと、1金=450円です。

 

宝箱サーチ:50金=22,500円

近くに埋まっている?宝箱を探知できるアビリティです。
2万円ちょい払えばお宝に出会える確率が上がると考えると、お買い得な感じがあります。
冒険者はとりあえず買いですね。
宝箱が眠ってそうなポイントを教えてくれる座学でしょうか。

 

鉱石サーチ:50金=22,500円

近くに隠れている?鉱石を探知できるアビリティです。
鉱石は意外といい値段がするものもあるので、賢い冒険者は買いです。
(別途発掘技術は必要です)
おそらくですが、埋まっている鉱石をダウジング的な方法で掘り当てることができる、というのではなく、転がっている石が鉱石かどうか判別できるようになるものだと思います。
サーチを使わなくても採取できる鉱石は、誰がみても明らかに鉱石だと分かるものなのでしょう。
座学+「補強に使える鉱石の見分け方」的なテキスト込みの値段ですかね。そう考えると妥当な値段な気がします。

 

薬草サーチ:50金=22,500円

近くに隠れている?薬草を探知できるアビリティです。
薬草は薬にできれば意外といい値になることが前回分かったので、このアビリティもコスパ○だと思います。
(別途採取技術は必要です)
これも、鉱石サーチと同様ダウジング的技術ではなく、野草が薬草かどうか判別できるようになるものだと思います。
座学+「薬草の見分け方」的なテキスト込みでの値段ですね。妥当な感じです。

 

財宝サーチ:50金=22,500円

近くに隠れている財宝を探知できるアビリティです。財宝に関しては、明らかに地中に埋まっているものをピンポイントにサーチしているので、上2つと異なり座学では対応できそうにありません。
となると、このアビリティに関してはなんらかの探索器具とその取扱方法のレクチャー代と考えられます。
おそらくですが、地中に眠る財宝からは特殊な電磁波か何かが発生しており、それを探知できるようになるのでしょう…
イメージとしては、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズのダウジングマシンのようなものです。
20,000円ちょいで夢が買えるなら安いもんですね。ただし別途発掘技術とお宝の地図(超重要)が要りますが。

 

仕掛けサーチ:50金=22,500円

近くの仕掛けを探知でき、解除できるアビリティです。
便宜上サーチという名前ですが、どちらかというと解除の方に主眼が置かれている技術と言えるでしょう。
何らかの方法で作られた仕掛け壁を見つけ出し、消滅させる技術…なんですかねこれ。
そもそも仕掛け壁ってなんなんでしょうか…
まあ、仕掛けという以上なんらかの解除トリガーがあり、それを教えてくれる講座なのでしょう。。(思考放棄)


にしても、仕掛けが設置されているダンジョンなんて、ゲーム内ではゲッコ族の洞窟とシルバーの洞窟(どちらもワロン島)しかないのに、アビリティ自体はけっこう世界中で売られているのは何故なのでしょう。
備えあれば憂いなし的な性格の旅人が買うんですかね。
確かに、ガレサステップを抜けてタラール族の村に辿り着いて、お店で「仕掛けサーチ」を売っていたらその先のダンジョン探索に想いを馳せながらワクワクして買うかも…
なかなか商売上手ですね。

 

鉱石発掘:100金=45,000円

その名の通り、鉱石を発掘できる技術です。
鉱石は素人が扱うと壊してしまうような繊細なものであり、専門の技術が必要だということが分かります。
また、このアビリティがないと発掘することもできないということを考えると、発掘道具もセットになっているのでしょう。
現実で使う発掘用の道具をざっと調べてみましたが、どうやら「ハンマー」と「平タガネ」は必需品のようですので、最低限この2つは付いてくるものと思われます。
値段はピンキリですが、45,000円払えば専門家が使うようないい道具が揃いそうです(おそらくですが…)。
何回アビリティを使用しても壊れないのも納得ですね(アビリティ使用回数0=体力の限界ということでしょう)。

 

薬草採取:100金=45,000円

その名の通り、薬草を採取できる技術です。
薬草は素人が扱うとダメになってしまうくらい繊細なものであり、専門の技術が必要だということが分かります。
また、このアビリティがないと採取することもできないということを考えると、採取道具もセットになっているのでしょう。

…とは言ったものの、採取なんてナイフがあればどうにかなりそうですし、なんなら手で摘んでもいけそうです。
そう考えると、道具代はタカが知れてますのでほぼ講座代ということになります。高いですね。
マルディアスの薬草はよっぽど細かい知識が無いと取扱えないくらい超繊細なのでしょうか…

もしかしたら、マルディアスでは無闇な野草採取が禁じられていて、この講座を修了した者のみ採取が許されているのかもしれません。いわゆるライセンス代です。
そうなると、"薬草摘み"なんていうクラスがあるのもこの資格の専門性の高さ故なのかもしれません。"鉱石発掘士"というクラスはないわけですからね。

ただし、(何らかの手続きは発生しているでしょうけど)お金を払えばライセンスは取得できるため、そこまでハードルは高くなさそうです。
まあそもそも無資格で採取したところで誰が罰してくるのかという話ですが…

 

財宝発掘:100金=45,000円

その名の通り、財宝を発掘できる技術です。
財宝は素人が扱うと壊してしまうくらい繊細なもの…ですかねえ?けっこう頑丈そうな見た目の宝箱に入って埋まっているのであまり専門的な知識が無くても取り扱いできそうです。
じゃあ道具代なのかというと、それも微妙です。大きめのシャベルかなんかがあれば気合いで掘れそうですし…

ではいっそライセンス代かというと、それはないでしょう。というかそれは嫌です。財宝発掘が管理されており資格が必要だなんて、ロマンもへったくれもありません。
それなら、お金と引き換えに一体何の技術を習得しているのでしょうか。

…と色々考えたのですが、どうもしっくりくるのが思い浮かびません。一応下記に思いついたものを箇条書きしますので、好きなものを選んでください(?)。

①財宝の宝箱は地中深くに何年もの歳月眠っているため、中の財宝も劣化や腐食が進んでいる。それらの傷みの修復技術及び道具代

②財宝の宝箱はゲーム内の見た目的に普通の宝箱とは異なる材質で出来ているようだが、実はこの材質自体が何らかの有害物質を放っている(ex:放射線)。それらの有害物質を取り除く知識及び道具代

③財宝は実はものすごく深くに埋まっており、発掘には専用の重機が必要。その重機代及び取扱のレクチャー代

④実は冒険者をカモにした詐欺アビリティであり、意気揚々と100金を払った人にシャベルを渡しているだけ。しかし騙されたと認めたくない冒険者(主人公たち含む)はいかにもアビリティを使用したかのように仰々しく地面を掘っているのだった…

こんな感じです。全部個人的にはスッキリしません。なにか画期的な案を思いついたらまたいつか書きます。

 

と、気づいたらちょっと長くなってしまいましたが、まだアビリティはあと9個もあります。マップアビリティってこんなにあったっけ…
意外と奥深い世界に踏み込んでしまいました。
もはや金額とかどうでも良くなってきてます。

 

今回はキリもいいので一旦ここまでで、残りはまた次回の記事で考察(妄想の間違いでは?)します。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。また次回お会いしましょう。では。