前回の記事で“金”の通貨レートが導き出されましたので、マルディアスのショップで売買できるアイテムの店売り最安値が日本円でいくらなのか当てはめて遊んでみます。マルディアスの世界観がより身近に感じられるようになると幸いです。
前回の記事はこちら↓
※ものすごく簡単に言うと、1金=450円と考えます。
今回は武器編です。
まず、お金にまつわる武器と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、あの有名なアイスソードですね。
宝石のような値段と驚かれ、1人の聖戦士の運命を翻弄し、イベント名にもなっているこの両手大剣。
アルツールの武器屋での売価は20,000金。つまり日本円にして9,000,000円!ということになります。
まさに宝石。一般人では決して手の届かない代物。ようやく手に入れたのだと語るガラハドさんの努力はいかほどのものだったのか…
少し想像してみて下さい。あなたは、必死に働いて、900万円の高級腕時計をようやく買いました。これで神々にさらなる奉仕ができます(?)。
そこに、かつての同僚(仮にAとします)が会いに来て、取引先の社長がほしがっているから時計を譲ってくれないかと交渉してきます。
もちろんあなたは断ります。すると突然、Aが力づくで奪おうとしてきました!
必死に抵抗して吹雪を放つあなた。しかしトパーズを装備していたAには全く効かず、返り討ちにされてしまい…何が起きたのかも分からないまま冥府を彷徨うことに ……
はい、完全にA(主人公‘s)は罪深いですね。デスの恩寵が爆上がりするのもやむなしです。思う所があった方は、これからはちゃんとガラハドをトマエ火山に連れて行ってあげて下さい。 巨人の里で新品を買い与えるアフターフォローも忘れずに。アイスソード+1、お値段は1,350万円でございます。買えますよね?
他の武器もさらっとみてみましょう。
フルーレ:50金=22,500円
店売り最安の武器です。私は刀剣・武具の類の知識は全く持ち合わせていないため単なる感覚ですが、20,000円ちょっと出せばゴブリンを倒せると考えると、護身用としてはわるくないのでは。
レイピア:2,100金=945,000円
細剣ではそこそこの攻撃力を持ち、ジャミルの初期装備としても印象的な武器。なんと100万円弱もの値打ちです。きっとお金持ちの家に盗みに入って手に入れた、彼にとってのお宝なのでしょう。
カットラス:405金=182,250円
最安の小型剣です。最安ですが、そこそこ高い印象です。覚えられる技が細剣とそんなに変わらないため、あまり人気がない武器種なのかもしれません。
シングルソード:90金=40,500円
最安の長剣です。そこそこ手が出しやすい価格であるため、長剣の人気が窺えます。
バスタードソード:900金=405,000円
最安の大型剣です。最安でもいい値段のため、半端な気持ちで扱える武器種ではないようです。また、テオドールの初期装備でもあります。さすが有力城主、何気なく手にする武器も高価です。
ローザリアサーベル:2,800金=1,260,000円
大型剣では店売り最強、ナイトハルトの初期装備でもあります。さすが大国の(実質的)王、高価な武器を易々と扱っています。
ツヴァイハンダー:190金=85,500円
最安の両手大剣です。大型剣と比べると、手の出しやすい武器種と言えるでしょう。騎士団騎士の初期装備にもなっているので、量産が簡単な武器なのでしょうか。
三日月刀:720金=324,000円
最安の曲刀です。結構高いです。形状が特殊なため、取扱が難しく需要が低いのでしょうか。その辺のごろつきもこんないい武器を所持しているのに少し驚きです。
手斧:72金=32,400円
最安の片手斧です。武器の中ではかなりお手頃価格のため、片手斧もマルディアスに広く流通している武器種と考えられます。
戦斧:630金=283,500円
店売りでは手斧の次に安価な片手斧です。傭兵海賊の初期装備でもあります。ホークの初期装備は手斧なので、仲間(子分?)の海賊が自分より遥かにいい武器を持っていても奪ったりしない、ホークの懐の深さが分かります。
メイス:855金=384,750円
最安の棍棒です。かなり高めです。造りは簡素に見えますが、量産が難しいのかもしれません。その辺のゴブリンが落とした時は、ラッキー!と思いましょう。
サムライソード:1,425金=641,250円
最安の刀です。すごく高いです。パッと調べたところ、実戦武器としての需要がない今の日本において、現代の刀工によって作られた日本刀であれば、10万円前後から購入可能のようです。
モンスターが跋扈しているマルディアスにおいては武器の需要が高く、現実よりも武器の値段は安くなるはず。
そう考えると、刀はマルディアスでも一部の人間しか技術を修めていない貴重な武器であることが推測されます。
ブロードアクス:1,235金=555,750円
最安の両手斧です。かなり高いです。取り回しも不便で、対応クラスも少ないため不人気の武器種のようです。
術士の杖:400金=180,000円
最安の杖です。そこそこの値段がしますが、知力が+1されると考えると安いのかもしれません。
六角棍:1,170金=526,500円
最安の打槍です。結構高いです。マルディアスではマイナーな武器種のようです。
ハープーン:900金=405,000円
最安の衝槍です。なかなか高いです。ゲラ=ハの初期装備ですので、仲間が高価な武器を使っていても奪ったりしないホークの以下略。というか逆になんでホークだけこんなに安上がりなの…
狩人の弓:180金=81,000円
最安の弓です。検索エンジンで調べたところ、現代日本において竹弓の値段の相場が9〜10万円とのことなので、現代日本とマルディアスの間で金額にそこまで大きな差はないようです。
マルディアスの弓使いの割合は現実の弓道人口の割合とあまり変わらないのかも?
クジャラート弓:19,999金=8,999,550円
実はアイスソードと1金しか変わらない(南エスタミルではアイスソードより高い)この武器。
正直宝石みたいだと騒ぐ一般人がいてもよさそうなものですが、武器屋の店主も特に何も言わずサラッと売っていることを考えると、最高級の弓はそのくらいの価値があるという共通認識があるのでしょうか。
また、タルミッタはともかくマルディアス有数の治安の悪さを誇る南エスタミルでこんな高価な武器を店頭でほいほい売っていて、強盗等の心配はないのでしょうか…
あの武器屋には腕利きの用心棒が常駐しているのかもです。
まだまだ武器はたくさんありますが、遊び出したらキリがないのでこの辺にしておきます。皆さんも他の武器を日本円に直して、マルディアスの世界観を身近に感じてみて下さい。
次回は防具編の予定です。ここまでお付き合い頂きありがとうございました。また次回お会いしましょう。