マルディアスの全土に広がる謎に包まれた存在、マップアビリティ。今宵その正体に迫る!
…と普通に書き始めましたが、記事の更新が滞り申し訳が立ちません…
例によってリマスター版はまだプレイできておりませんし…
とりあえずはPS2版準拠の考察だということ、改めて申し上げておきます。色々とすみません。
気を取り直して、前回の記事でマップアビリティの正体についてふんわり考察してみました。
簡単に振り返ると、マップアビリティとは現実でいう習い事や資格のようなものであり、各地のアビリティ屋さんはカルチャーセンターの類だということになります。
ひとまずそういうものだという大前提のもと、本記事も続きを読んでいただければと思います。
前回の続きになりますので、お先にこちら↓をお読みいただけると分かりやすいかと思います。
前回同様、それぞれのマップアビリティについて取引金額と簡単な考察を書いていきます。
※金⇄円の通貨レートについては↓の記事をご参照ください。
では、続きいきます。
カギ開け:150金=67,500円
カギが掛かった宝箱を解除するアビリティです。
泥棒で生計をたてている(=ピッキング技術がありそうな)ジャミルでもこのスキルが無いと宝箱を開けられないと考えると、宝箱のカギは仕様が複雑なんですかね。
宝箱用のカギ開け道具の販売および使い方の講習といったところでしょうか。
カギ開け工具販売をざっと調べてみましたが、52点セットで8万円強というのを通販サイトで見つけましたので、値付けとしては現実とあまり変わらない感じのようです。
(ピッキング用品でいっぱい検索かけていると検索エンジンから目を付けられそうなのであまり調べられていませんが…笑)
ワナ解除:150金=67,500円
宝箱に仕掛けられているワナを解除するアビリティです。
ワナには警報・モンスター出現・爆発等色々な種類がありますが、全てに対応できる万能なアビリティです。
それぞれのワナに対応した解除ツールの販売および使い方の講習といったところでしょうか。
カギ開けと同じ値段ですので、習得難易度も同じくらいなのでしょう。
アビリティ使ってもたまに失敗しますが、“失敗に関して一切の責任を負いません”的な契約を交わしているかもしれません。
警戒:300金=135,000円
モンスターに背後を取られた時、通常通り戦闘開始できるようになるアビリティです。
13万円払ってどんな技術を身につけているのか、いまいち不明です。
名前の通り警戒心を教え込んでくれるというのであれば、アビリティを使わない時は油断しきっているということになりますが…
急にモンスターに襲われても即座に陣形を立て直せる独特なステップや走法的なものを会得できるが、体力や集中力が必要なので使用回数に限度がある…とかそんな感じでしょうか。
「警戒」というよりは「緊急回避」みたいなイメージですかね。
何にせよ、残念ながらコスパのわるいアビリティと言ってよいでしょう。
クライミング:100金=45,000円
登れそうな崖や段差を登ることができるアビリティです。
現代日本でフリークライミングの講習を受けるとなると、大体1日12,000円〜20,000円くらいの講習代が相場のようです(全くの素人ですので全然違ったらすみません!)。
ショップでお金を払ってすぐ習得しているように見えますが、実は2日間くらいみっちり講習を受けているのかもしれません。
ジャンプ:100金=45,000円
跳べそうな穴を越えたり、段差を跳び降りたりすることができるアビリティです。
ゲーム画面で見ている感じでは、冥府に行く時の段差くらいアビリティ使わなくても頑張れよとか思いますが、まあ見た目以上に遠いのでしょう。
アクアマリンの洞窟を見た感じ、常人にはとても届かないような距離をその場ジャンプでヒョイっと渡っているので、何らかの技術を習得しているのは間違いなさそうです。
…とはいえ、いくら講習を受けたからといって、生身の人間の力で跳ぶ距離には限界があるはず。そしてその限界よりはるかに長い距離をジャンプできているように思えます(流星衝等、めっちゃ飛んでるように見える技のモーションには目を瞑ります)。
ということで、何かしらの補助器具を使っていると考えていいでしょう。
思うに、ジャンプ力増強シューズ的な発明品があり、バッテリータイプのため使用時間に上限があるとかそんな感じです。※キック力は増強しないので攻撃には使えません。
そう考えると割と買いの値段だな〜という気がしますね。
ステルス:200金=90,000円
数秒間姿を見えなくして、視覚感知のモンスターに気づかれなくすることができるアビリティです。
姿を消すことができる技術…忍者ですかね??
しかし流石の忍者でも白昼堂々姿を消して走り回るというのはできないのではないでしょうか。
ここはもう魔法道具か秘密道具かを使っていると考えるのが自然です。
マルディアスには術法という便利なものがあるので、なんやかんやして(土術カモフラージュの応用とか)姿を消せるマント的なものを製造・販売しているのでしょう。
隠密スキル=姿を消す術法の維持スキルということです。
9万円なら冒険者じゃなくても護身用に買ってもいいかな〜と思えるいい値付けだと思います。
忍び足:200金=90,000円
数秒間足音を消して、聴覚感知のモンスターに気づかれなくすることができるアビリティです。
名前の通りだと、忍者のような走り方をしているのかなーと思いますが、移動速度・モーション等何も変わらないのでこれも魔法道具的な何かを使っていると考えていいと思います。
なんやかんやして(水術時間凍結の応用とか)足音が全く出ない靴的なものを製造・販売しているのでしょう。
ステルスと違い、見た目に実感しづらいので一般人は有用性に気付かないんじゃないかなあと思ったり。
植物系とか魔族系とかがはびこっている地域に住んでいる人は買う…かも?
不意打ち:400金=180,000円
モンスターに先制を取ることができるアビリティです。
マップアビリティでは最高額となります。
字面的にはモンスターに気づかれず忍び寄り、背後から攻撃を仕掛ける技術…と思うところですが、それだとステルス&忍び足と被ってるような気がします。
まあ2つのアビリティの合計額と一致するので単純に2つ分の効果を発揮している…と考えてもいいですが、微妙にしっくりきません。
わざわざアビリティ枠を2つ使わずに、不意打ち使ってモンスターの群れをかいくぐれよ、と言いたくなります。
ところで、不意打ちを使うと戦闘前に明らかに不自然な感じでモンスターが後ろを向く演出が入ります(すみません、長らくプレイできておらず記憶だけで書いています…演出思い違いだったら以下は無視してください)。
ここから考察するに、「モンスターの背後を取る」技術ではなく、「強制的にモンスターを後ろを向かせる」という技術なのではないかと考えられます。
やり方としては色々あると思いますが、何らかの器具を使ってモンスターにとって不快な何か(音・ニオイetc.)を出し、後ろを向かせる、といった方法がシンプルかと思います。
その特殊装置の代金および使い方の講習が18万円かかるということです。
「不意打ち」という名前とはかけ離れますが…マップアビリティ屋さんサイドの商品イメージ戦略ということで一つ。
アイテム交渉:300金=135,000円
交渉可能シンボルとアイテムのやりとりができるアビリティです。
これまた謎のアビリティです。というか、初回プレイ時はまじで意味がわかりませんでした。
交渉できるモンスターの見分け方、交渉を有利に進めるためのアイテム選びの方法などをトータルで教えてくれる講座なのでしょう。講師の出自が気になるところです。
マップアビリティを「アイテム交渉」に合わせている時は全く襲ってこないモンスターが、カーソルを外した途端襲ってくるようになるのは地味に意味不明ですが…
「交渉希望※戦闘の意思なし」みたいなタスキでも付けてるんですかね?
とにかく、初期投資は13万円とややお高いですが、交渉を続けていけば必ず元が取れるので買いのアビリティです。
…というわけで全アビリティについて見ていきましたが、思っていたより奥が深い世界でした。
ちょこちょこ名前詐欺があったり、未知の装置に頼っていたりしますが、それもまたロマンシングということで。
というか前回の記事で秘密道具的なものではなくなんらかの技術を習得しているとか書いていたのを思いっきり無視してますね。すみません。やっぱり時間が空くとダメですね…(今さら)
とりあえず今回はこの辺で締めとしまして、次回も金について書いていく予定です。
ここまでお付き合い頂きありがとうございます。また次回よろしくお願いします。では。