ミンサガの今さらどうでもいい考察ブログ

『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』(ミンサガ)のどうでもいい考察と雑記をインターネットの海に沈めておきます。

マルディアスのお買物事情③アイテム編 〜あのアイテム日本円だといくら?〜

以前の記事でマルディアスの“金”の通貨レートが導き出されましたので、ショップで売買できるアイテムの店売り最安値が日本円でいくらなのか当てはめて遊んでみます。

通貨レート算出の記事はこちら↓

minstrelsong.hatenablog.com


※ものすごく簡単に言うと、1金=450円と考えます。

今回はアイテム・補強素材編です。

武器・防具以外のアイテムをざっくばらんにコメントします。

お店で買えるものは最低販売価格、買えないけど売れるものは最大売却価格or設定されている基本価格を見ていきましょう。

 

前回防具編の記事はこちら↓

minstrelsong.hatenablog.com

シナリオアイテムには高値で売れるものもありますので、いくらになるか楽しみです。

 

傷薬:180金=81,000円

いきなり意外な高額商品が飛び出してきました。

1回使い切りで8万円超の薬だったとは…

マルディアスは8万円の薬を飲んでHP100回復している一方、安い宿に泊まれば2,250円でLP全回復できる世界だったようです。
この手の薬は冒険者くらいしか使わないくせに、彼らは彼らで術法でパパッと回復できちゃうため、マジで需要が無いんでしょうね。

 

高級傷薬:760金=342,000円

さすが高級、とっても高いですね。
…いや、高すぎるでしょ。その辺のショップでほいほい売ってる場合じゃないです。年に何個売れる算段なんでしょうか。
HP400回復はすごいのかもしれませんがそれにしても…
名前に偽りなしです。

 

究極傷薬:2,400金=1,080,000円

もういくらでも驚きません。100万円超の使い切り飲み薬です。
まあ、HP800回復というのは一般人からしたら(熟練冒険者でも)明らかにオーバースペックなのでどんなに高くてもいいでしょう。

 

果実:10金=4,500円

大豊作時の値段です。現実では4,000円を超える果物はなかなか手が出ませんが、マルディアスで果物を食べようと思ったら最低でもこの値段がかかります。
果樹園は世界で一つしかない(ように見える)ので、希少品なのも仕方なしです。

 

高級果実:51金=22,950円

大豊作時の値段です。高級と言ってますからね、いくらでもいいんです。
2万円の果物食べてHP250回復!というのはなんとなく納得感あります。
現実ではマスクメロンとかで1つ2万円のものがあるようですね。美味しいんだろうなあ。

 

至宝の果実:170金=76,500円

大豊作時の値段です。至宝というくらいなので、この値段にも頷けます。
世の中には1粒5万円のいちごも存在するようなので、むしろ安いくらいなのかもしれません。

 

幸運の果実:1,000金=450,000円

大豊作時の値段です。名前からしても、味とかではなく希少性からくる値段でしょう。
出会えることが幸運。そういうことです。
ちなみに不作時の値段は27,000金、日本円に直すと1,215万円です。ここまでくるとヤケですね。笑

 

ミイラ:15,000金=6,750,000円
ミイラの薬:18,000金=8,100,000円
ミイラの薬スーパー:24,000金=10,080,000円

3つまとめて記載しちゃいます。非売品ですが、基本価格が設定されています。
ショップレベルが最大なら、売却価格はそれぞれ
5,357金=2,410,650円
6,428金=2,892,600円
8,571金=3,856,950円になります。
高額ではありますが、モンスターの徘徊するエスタミル地下下水道を通り、トラップまみれのカタコームの墓を暴く手間に見合う金額かどうか微妙な気がします。
あのミイラ商人は何気に一発でお目当てのミイラを引き当てる豪運の持ち主でしたが、下層階に落とされてたらどうするつもりだったんですかね。
ちなみに現実世界のミイラの価値を簡単に検索したのですがなかなか有力情報に出会えず。引き続き情報収集します。

 

恐竜のたまご:20,000金=9,000,000円

非売品ですが、基本価格が設定されています。
最大売却価格は7,142金=3,213,900円になります。
こちらも、たまごを盗まれ怒り狂う恐竜の群れをくぐり抜けて手に入れる手間に見合っているかというと…うん…。
恐竜を簡単にいなせる腕に覚えのある中堅冒険者なら、狙い目だとは思います。
…買い取ったたまご、孵化しちゃったらどうするんですかね?野生にリリースするんでしょうか。
もしくは生体をコレクターに売るのでしょうか。謎は深まります…

 

古文書:5,000金=2,250,000円

一応基本価格の設定はこうなっています。
ゲッコ族から買う場合は1万金=4,500,000円、ホークから買う場合は1万5千金=6,750,000円となります。
こう考えると件のゲッコ族はかなり商売上手ですね。
また、ホーク主人公の場合皇帝の奇病を治すために450万円自腹を切っている形になります。
解決後報酬としてお金をもらうこともできますが、これは別途経費として請求してもよいのでは…笑

 

タイニィフェザーの羽根:20,000金=9,000,000円

前回の防具編でなぜか書くのを忘れていたことに今気づいたので流れで書いちゃいます。
非売品ですが、基本価格が設定されています。
一応頭防具ですが、装備品として使う人はいないと思われます。最大売却価格は7,142金=3,213,900円になります。
現実世界において、10年以上前の記事になりますが、鳥の羽根がオークションで約50万円で落札され、羽根としては最高額を更新したというニュースが出てきました。
参考記事(https://gigazine.net/news/20100624_expensive_feather/
この基準から考えると、絶滅していないのに約6倍の値段が付いているということは、やはりタイニィは現代のどの鳥よりも希少なんですね(当たり前)。
減るもんじゃないんだし、もっといっぱいくれればいいのに…と毎周思うのは私だけでしょうか。

 

自然銀:50金=22,500円

ここからは補強材です。まず自然銀ですが、非売品ですが基本価格が設定されています。
鉱物等の販売を行なっているサイトをいくつか訪問したところ、↓の自然銀が2.6gで26,400円で販売しておりました。

f:id:p-kou:20221006203030j:image
画像引用元:vec stone club
https://www.vecstone.jp/category/849/?mode=pc

もちろん価格は状態に左右されるでしょうが、意外と小さい…というかこれで補強できるの?て感じです。
マルディアスでは現実より自然銀がいっぱい産出されており、もっと大きいものも安く取引されているのかもしれません。

 

朱砂:465金=209,250円

お店で買える補強材です。
そもそも朱砂ってなんじゃいという感じですが、

辰砂(しんしゃ、英: cinnabar)は硫化水銀(II)(HgS)からなる鉱物である。別名に賢者の石、赤色硫化水銀、丹砂、朱砂などがある。

Wikipediaより)

とのことです。へー。
で、辰砂の値段を見てみますと、先ほどと同じサイトで↓の辰砂が2,740gで256,190円で販売しておりました。

f:id:p-kou:20221006203108j:image
画像引用元:vec stone club
https://www.vecstone.jp/app/categorygoodslist/index/GoodsCurrentPage/1/selChangeOrder/1/hidCurrentPage/2/CateGoodsListPageMode//CategoryId/562/hidMemberNo//hidUrl//hidBuyingDisplayType/0/TokenKey//

もちろん価格は状態に左右されるでしょうが、大体2kgくらいと予想されます。まあ補強材として妥当なサイズなんじゃないでしょうか。

 

蒼鉛:465金=209,250円

お店で買える補強材です。
そもそも蒼鉛ってなんじゃいという感じですが、

ビスマス(英語: bismuth [ˈbɪzməθ])あるいは蒼鉛(そうえん)は、原子番号83の元素。

Wikipediaより)

とのことです。へー。
で、蒼鉛の値段ですが、材料を販売しているサイトで↓のチップ状ビスマスが20kg67,700円で販売しておりました。

f:id:p-kou:20221006203138j:image

画像引用元:材料屋.com

https://www.zairyo-ya.com/categories/ground-metal_bismuth.html

これを参考に単純計算すると、約62kgの重量になります。
…重っ!さすがにこんなになくても補強はできそうなので、自然銀とは逆にマルディアスでは蒼鉛は貴重な鉱物なのかもしれません。

 

白鉄鉱:1,290金=580,500円

お店で買える補強材です。
そもそも白鉄鉱ってなんじゃいという感じですが、

白鉄鉱(はくてっこう、marcasite)は、鉱物(硫化鉱物)の一種。組成は黄鉄鉱と同じ FeS2 であるが、結晶構造が異なるため、別種の鉱物に分類される(同質異像)。
Wikipediaより)

とのことです。へー。
で、白鉄鉱の値段ですが、鉱物を販売しているサイトによると、一番g単価が高いもので1,570円/gでした。

f:id:p-kou:20221012192111j:image

画像引用元:vec stone club

https://www.vecstone.jp/category/1501/?mode=pc


ここから単純計算すると、約370gとなります。まあ、持ち運びやすい大きさですね(?)。

 

純金:4,000金=1,800,000円

みんな大好き純金です。非売品ですが、基本価格が設定されています。
純金の価格は年々変わっておりますので(どの素材もそうだろ、と言わないでください)、ミンサガ発売年である2005年の価格を見てみましょう。
田中貴金属のHPhttps://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/y-gold.phpによると、2005年の1gあたりの平均小売価格は1,619円とのことです。
これを参考に単純計算すると、約1,111gとなります。
あの大きなゴールドドラゴンを倒して、約1kgの収穫と考えると、マルディアスでもなかなか貴重な素材と考えてよいでしょう。
(参考:1kgの純金の画像)

f:id:p-kou:20221006203326j:image
画像引用元:金ルチルの好きなモノ(個人ブログ様)
http://kinrutiru.blog47.fc2.com/blog-entry-281.html


ちなみに純金の価格ですが、2021年には1gあたりの平均小売価格が6,402円まで高騰しております。
実に16年で約4倍です。あの時買っておけば…というのは置いといて、今冬発売のリマスター版で値段が高騰していたら面白いですね。笑

 

(10/12こっそり更新)
盗品:20,000金=9,000,000円

純金が出てきたので、金塊であるこのシナリオアイテムも見てみます。
もちろん非売品ですが、基本価格が設定されています。
純金の5倍の値段なので、大きさも単純に5倍と考えると約5,555gとなります。
先ほどの画像5個分をイメージしてもらえればいいかと思います。
ゲーム内では割とゴトッとしたそこそこのサイズ感でしたが、あれはイメージ映像であり実際は小ぶりだったようです。魚のシンボルだと思ったら巨大なイカが出てきた、というのと同じことですね。

 

 

まだまだ色々なアイテムがありますが、遊び出したらキリがないのでこの辺にしておきます。皆さんも色々なアイテムを日本円に直して、マルディアスの世界観を身近に感じてみて下さい。

 

3回にわたってお送りした通貨レートから見るマルディアスのアイテム考察、いかがでしたでしょうか。
テキトー&ちょろっとの解説で申し訳ないですが、楽しんで頂けたら幸いです。

 

次回、またマルディアスを別の面から考察していきたいと思います。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
また次回お会いしましょう。